アメリカ海軍は、2015年4月24日、空母USSセオドア・ルーズベルト(CVN-71)とイージス巡洋艦USSノルマンディー(CG-60)が、イエメン沖のアラビア海からホルムズ海峡を通ってペルシャ湾に戻ったと発表しました。

両艦は、アラビア海とアデン湾、バブ・エル・マンデブ海峡、紅海南部の海上治安維持活動を実施するアメリカ軍部隊に参加するため、4月19日からイエメン沖に移動していました。

イエメンでは内戦が激化し、サウジアラビアなどスンニ派のアラブ諸国が介入し、約1カ月にわたり航空攻撃が実施されています。アメリカ軍は攻撃に参加していませんが、イエメンの反体制派へ武器を輸送するイラン船を監視しています。

アメリカ海軍、空母USSセオドア・ルーズベルトをペルシャ湾へ戻す

■空母セオドア・ルーズベルト搭載CVW-1所属飛行隊 / 搭載機
・第11戦闘攻撃飛行隊(VFA-11)レッドリッパーズ F/A-18F
・第211戦闘攻撃飛行隊(VFA-211)ファイティング・チェックメイツ F/A-18F
・第136戦闘攻撃飛行隊(VFA-136)ナイトホークス F/A-18E
・第251海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-251)サンダーボルツ F/A-18C
・第137電子攻撃飛行隊(VAQ-137)ルークス EA-6B
・第125早期警戒飛行隊(VAW-125)タイガーテイルズ E-2D
・第11対潜ヘリ隊(HS-11)ドラゴンスレイヤーズ SH-60F/HH-60H
・第40艦隊補給飛行隊(VRC-40)ロウハイズ C-2A